米俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(72)が4日、成田に到着した。主演映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」(ティム・ミラー監督、8日公開)のPRのため、4年ぶり17回目の来日を果たした。

約1時間前から熱心なファンが集まった。ファンへのサインをすませると、笑顔で「日本に来るのはいつも楽しいです。今まで何度も日本に来ています。映画のプロモーション、ビジネス、州知事にプライベートでも来ていますが、どんな時も日本にくるのはうれしいし楽しいで。いい時間を過ごせることを楽しみにしています」と話した

この日、28年ぶりにシリーズに復帰するサラ・コナー役のリンダ・ハミルトン(64)、シリーズ初出演となるナタリア・レイエス(32)も成田に降り立った。それぞれが別々にファンの前に登場した。リンダとナタリアは笑顔だったが、サインには応じず、足早に通り過ぎていった。

同作はシリーズ通算6作目となるSFアクション映画。「ターミネーター」は84年、低予選B級映画として公開されたが、大ヒット。91年にはシリーズ最大ヒットにして、ハリウッド屈指の大作と称される「同2」を公開した。03年には「同3」が公開されるが、キャメロン監督らが交代。04年に「同4」、15年には過去4作のストーリーを引き継がない「同新起動ジェニシス」が公開された。

最新作となる同作ではキャメロン監督が製作で復帰。「ターミネーター2の正統な続編」として描かれる。