10人組アイドルグループ、アンジュルムの室田瑞希(21)が22日、3月22日の「Hello!Project ひなフェス2020~被災地復興支援・東北を元気に!~アンジュルムプレミアム公演」をもって卒業すると所属事務所が発表した。

卒業は18年末から話し合われており、「今まで学んだこと、経験したこと、培ってきたことを生かしながら、今後は新しいジャンルにも挑戦して自分の表現の幅を広げるために、グループを卒業して一から勉強したいという本人の強い意志もあり、卒業という結論に至りました」と説明した。今後も芸能活動は続けるという。

これを受け、先に3月末での卒業を発表していた同グループの船木結(17)は卒業時期を延期し、アンジュルムの春ツアー終了まで活動することも発表された。室田の「3月いっぱいまでで卒業したい」という希望をくんだ形で、「船木と話し合った結果、まずは室田の卒業を見送りたいという船木の気持ちも受け、室田の卒業タイミングを決めました」とした。

室田は約8年のアイドル人生を振り返りながら「一人一人表現している中で自分はどういう表現をしたらいいのか、自分自身の強みはなんだろう、など考えたり。。。その中で、私が次に目指しているものは何か考えるようになりました。自分と向き合い、何が好きか考えたら、私は表現することが好きです!なので、一から表現する事を学び直して、再出発したいと考えています」とコメント。今後について「これからは幅広く色んなことに挑戦していきたいと思っていて、その中で、音楽やお芝居の方もやっていきたいと考えています!正直、自分でもどこまでいけるかわかりません。最終的にどうなっているかもわかりません。けど、自分の可能性を信じて、次のステージに向かいたいと思います」と記した。

船木も「3月中に卒業したいという室田さんの希望を受けて、3月に予定していた私の卒業は、室田さんの卒業を見送ってからと思い、アンジュルムの春ツアーの最後までという形にさせていただきました。さらに沢山の方に全力でパフォーマンスをお届け出来るように春ツアーのラストまで頑張りたいなと思いますので引き続き応援よろしくお願いします」とつづった。