NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の3月31日に放送された第2回の平均視聴率が19・1%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。

初回の関東地区の平均視聴率は21・2%だった。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われた。

あらすじは、明治42年8月、福島の老舗呉服屋「喜多一」の店主で父の古山三郎(唐沢寿明)と母のまさ(菊池桃子)の間に待望の男の子が誕生した。三郎は喜びの余り、日本には数台しかなかった当時は珍しかったレジスターを奮発して買うほどだった。それから10年が過ぎ、小学校では不器用で内気な少年だった裕一は同級生からいじめられ、またガキ大将の村野鉄男(込江大牙)にも目をつけられてしまった。その晩、三郎は初めて西洋の音楽を蓄音機でかけた。流れてくる音楽を聴いた裕一は、初めて聞く音色に引き寄せられ聞き入っていた、いう内容だった。