14日に行われる「女芸人No.1決定戦 THE W」のファイナリスト「紅しょうが」は、ボケの熊元プロレス(30)とツッコミの稲田美紀(31)のコンビ。18年も決勝に進出。今年も“笑いの女王”を狙う。

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2年前と比べ、舞台やテレビ出演も増え経験を積んだ。稲田は「今のままいけたら優勝できるんじゃないかって思っています。18年とは必ず違った顔を見せられる」と自信を見せた。熊元は「見た目だけじゃなくて中身もふた回り成長したところですかね」と笑わせつつ、変化を感じている。

今年の決勝は初代女王のゆりやんレトリィバァやトリオの「ぼる塾」らが出場。熊元は「一種の格闘技。いろんなジャンルのネタの人らで戦うのがこの大会の醍醐味(だいごみ)」と考える。「誰がライバルとかじゃないけど、全員はり倒したい」と意気込んだ。

「第9回ytv漫才新人賞決定戦」で優勝した同期のビスケットブラザーズの活躍も刺激となっている。稲田は「絶対に勝って帰ってきますんで、みなさんぜひ応援お願いします」と呼びかけた。

賞金は1000万円。熊元は「神戸三宮に元彼のバーがあって、この間久しぶりに会いに行った。夜中3時に店を出る形になって、1人でタクシーで三宮から帰ってきて…」と振り返った。賞金の使い道は「すごい情けない思いをしたので、勝ったらパーっとシャンパンを開けに行きたい」と計画している。