7日に米CBSテレビで放送された人気司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューで英王室で人種差別を受けたことなどから自殺を考えるまで追い詰められたと告白して世界中に大きな衝撃を与えたメーガン妃(39)が、自身の発言に否定的な考えを示した司会者のピアース・モーガン氏の発言を巡り、英テレビ局ITVに抗議していたことが明らかになった。
CNNテレビが報じたもので、モーガン氏はコメンテーターを務める同局の情報番組グッドモーニング・ブリテンで自殺を考えたとするメーガン妃の発言は疑わしいと疑問を呈し、視聴者から苦情が殺到していた。番組内でもメーガン妃を巡る一連の発言について司会者から苦言を呈されると、激怒して放送中にその場から立ち去り、その後番組を降板する騒動に発展していた。
メーガン妃はモーガン氏の発言が自分と同じような立場の人に影響を与えたり、精神衛生問題の深刻さを損なう可能性があると苦情を申し立てたもので、自身への攻撃に対する抗議ではないとしている。自殺を考えたと告白した人に対してあざ笑うような発言に不快を感じた視聴者は多く、番組には4万件を超える苦情が寄せられ、精神衛生関連の慈善団体からも批判を受ける事態となっている。
モーガン氏は10日、「言論の自由のためなら、喜んで死ぬ」とコメントを発表し、今もなおメーガン妃の発言が本当だとは信じていないとツイートして反論している。米CNNの司会者だったモーガン氏はメーガン妃とかつては親交があったものの、ヘンリー王子と結婚したことで縁を切られて以降、ことあるごとにメーガン妃を攻撃する批判的な発言を繰り返してきた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)



