ハロー!プロジェクトのアイドルグループJuice=Juiceのリーダー金澤朋子(26)が11月24日の横浜アリーナ公演をもって、同グループ及びハロー!プロジェクトを卒業すると6日、公式サイトで発表した。

先月15日に「子宮内膜症」のため3週間程度の活動休止を発表していたが、体調が安定しないことから卒業を決断した形だ。公式サイトでは「現在も体調は安定せず、医師から金澤の将来のことも考えて、活動から距離を置いてしっかり静養し治療に専念することが先決であると診断されました」と説明し、11月24日に行われる単独コンサートを、金澤の卒業公演とすると発表した。

また、卒業公演に向けた体調を考慮して「Hello!Project2021秋『続・花鳥風月』」のチーム月公演はすべて欠席し、その他の卒業までの活動については、体調を見ながら判断していくという。卒業後については「ソロ活動を考えていますが現状では判断できないため、症状が改善され、落ち着いてから追々決めていくことといたします」とした。

金澤もコメントを発表。突然の卒業をおわびした上で「私は9月中旬頃から子宮内膜症による体調不良が続いており、安定して活動を行うことが出来なくなっていました」。

そして「グループのリーダーであり、Hello! Projectの最年長という立場でありながら、メンバーやスタッフさん方、そしてファンの皆様にご心配とご迷惑ばかりおかけしてしまっていることにやりきれない悔しさを感じており、そんな中で医師から、将来のことを考えて活動から距離を置いて静養し治療に専念すべきと言われ、卒業について考えるようになりました」とつづった。

結成時から、グループを支え続けた。「大好きなJuice=Juiceを離れるというのは、私の中でこれまでにない大きな決断でした。でも、大好きだからこそ、このまま中途半端に活動を続けていくのは絶対に嫌だという気持ちがあったので、卒業を決意しました」と語った。

今後については「安定した健康状態を維持できるよう身体を休めることにまずは専念させていただきます。その後はソロで活動することが出来ればと思っておりますが、体調のこともあるので、これから慎重に考えて決めていくつもりです。どうかあたたかく見守ってくださると幸いです」とした。

12月発売予定のグループのシングルには金澤も参加する予定だという。