13日に最終回を迎えた俳優窪田正孝(33)主演フジテレビ系連続ドラマ「ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~」(月曜午後9時)の特別編が、20日に放送される。

19年4月期のシリーズ第1弾「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の第2弾。初回から11・3%、9・8%、10・8%、10・6%、11・1%、11・7%、10・3%。10・7%、10・1%。11・2%、10・2%の世帯視聴率をマークした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

来年4月29日には映画「劇場版ラジエーションハウス」が公開される。

第1弾から2年後、米国でのプロジェクトが一段落した天才放射線技師の五十嵐唯織(窪田)は、日本に帰国して甘春総合病院に復帰する。だが、新院長の灰島将人(高嶋政宏)の合理化の方針で、ラジエーションハウスの規模は縮小。黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)は、それぞれ別の病院などに転職していた。唯織の幼なじみの放射線科医・甘春杏(本田翼)も病院を去り、放射線技師長の小野寺俊夫(遠藤憲一)や放射線技師の広野裕乃(広瀬アリス)、田中福男(八嶋智人)が立て直しに奮闘していた。だが、唯織の帰還に触発されたメンバーたち、杏がラジエーションハウスに復帰した。

特別編では、幼い頃に交わした唯織との約束を思い出した杏は、ワシントンへ留学する。かつて唯織もチームの一員だった、放射線科医の権威・ピレス教授のもとで学ぶためだった。

ある日、いつものように仕事に追われていたラジハメンバーのもとに、小野寺の息子・大樹(田中奏生)がやってくる。小野寺は休みだったが、大樹は、冬期講習の振込用紙を取り出すと「必ず振り込むよう、父に伝えておいてください」と裕乃たちに頼む。

もうすぐ受験生だという大樹は、ふいに「みなさんはどうして放射線技師になったのですか」と裕乃やたまきたちに尋ねた。だが、すぐに照れたような顔で「あ、やっぱり何でもないです。今のは忘れてください」と取り消す。そんな大樹の様子を見て、彼が父親の背中に憧れて同じ職業を目指そうとしていると思ったラジハメンバーは、帰ろうとしている彼を呼び止め、技師の仕事を見学していかないか、と提案する。そこでたまきは、裕乃にその案内役を任せることにする。