女優岡崎紗絵(26)が、4月7日スタートのテレビ東京系「花嫁未満エスケープ」(木曜深夜0時半)で連続ドラマ初主演を果たすことが8日、分かった。

岡崎はファッション誌「Ray」の専属モデルとして活動するほか、昨年はフジテレビ系「ナイト・ドクター」やBSテレ東「ごほうびごはん」などの連ドラにレギュラー出演するなど、女優として活躍の幅を広げてきた。今回、ついに大役をつかみ「とても緊張しますが、心を柔らかくして、感じることを大切にしようと思います」と気合十分に話した。

小川まるに氏による、総合電子書籍ストア「ブックライブ」の同名オリジナルコミックが原作。“結婚適齢期”を迎えたアラサーのリアルなラブストーリーが描かれる。岡崎が演じるのは主人公・柏崎ゆう。今カレ・尚紀と元カレ・深見に揺れながら、幸せな結婚をするための重大な選択に迫られる三角関係も見どころのひとつだ。ストーリーには「リアルできれいすぎないところが共感した」といい、「そのような作品を自分が演じられると思うと、とても楽しみでうれしかったです」と意欲を見せた。

元々原作は「知っていた」という。読み深めるにつれ「自分だったらどうするだろうと考えが膨らんで、なかなか先に進むことができませんでした(笑い)。その時間さえも楽しかったです」。

演じる上では「大人のときめきを感じていただけるように、まずは自分も気持ちに余白を持って感度を上げたい」と話し、「主人公と一緒に私も恋愛観やこれからの人生について感じて、考え、演じていきたいです」と意気込んだ。そして「見ていただける方に自分にとっての幸せを一緒に探してもらえたら」と力を込めた。

◆岡崎紗絵(おかざき・さえ)1995年(平7)11月2日、愛知県生まれ。12年「ミスセブンティーン」に選出され雑誌「セブンティーン」専属モデルに。15年4月号で卒業。15年フジテレビ系「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」、16年TBS系「仰げば尊し」など多くの連ドラに出演。今年1月期フジテレビ系「ドクターホワイト」に出演中。映画は18年「不能犯」、20年「mellow」など。164センチ。血液型B。