高畑充希主演の日本テレビ系連続ドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」(水曜午後10時)第9話が9日、放送され、世帯平均視聴率が8・0%だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・2%だった。

同作はベンチャー企業の秘書として働く30歳OLの高畑演じる高橋雛子が、ある日突然、子会社の社長に就任という「ムチャブリ」に。タイプの違う男性上司や部下に翻弄(ほんろう)されながら奮闘する爽快なお仕事エンターテインメントとなっている。

第9話では、大牙(志尊淳)に抱きしめられ、彼を抱きしめ返した雛子(高畑充希)。しかし、自分の本当の気持ちがわからず、大牙を全身で受け止めることはできない。一方、葛原(坪倉由幸)の裏工作により社長退任に追い込まれた浅海(松田翔太)は、野上(笠松将)が開発したIT特許技術を盗んだ行為について葛原を諭すが、葛原は聞く耳を持とうとしない。

浅海の退任の一因が自分の会社の業績悪化にあると知った雛子は、姿を消してしまった浅海と連絡を取ろうと右往左往。するとそこに、浅海から連絡が入った。マスコミを避けるために公園にいた浅海を、雛子は自宅に連れ帰ることに。

同じ頃、大牙は葛原に決別を言い渡し、雛子が提案したショッピングモールのフードコートへの出店に向かって尽力し始める。浅海と一緒にカレーを作ったり、休日を過ごしたりする中で、彼の本当の姿に触れる雛子。浅海はそんな雛子に、自分よりいい社長になれるとエールを送るが、そんな中、出張帰りの大牙が雛子の家にやってきた!

戦闘モードの大牙とのんきな浅海の間に挟まれ、史上最大の窮地に立たされる雛子。大牙は嫉妬心を隠さず直球で雛子を攻め立てるが、雛子の様子を見て「社長のことを好きなのでは?」と指摘する。雛子はそんな大牙に何も言い返すことができず…。