NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の2日に放送された第39話の平均世帯視聴率が15・6%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・7%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、

和彦(宮沢氷魚)が取材したイタリア人シェフのインタビューで、最後の晩さんに「ピッツア・マルゲリータ」を選んだ理由を聞けなかった。デスクの田良島(山中崇)から追加取材をするように言われたが、アポが取れなかった。田良島が常連で暢子が働いていたレストランのオーナー大城房子(原田美枝子)にお願いし、再びアポを取ることが出来た。しかし会うには、新聞にピザのことが書かれた60年代の投書記事を見つけることを条件として出された。

歌子がオーディションを受けて1週間がたった頃、歌子はまた熱を出し寝込んでいた。その時、歌子に1通の手紙が届いた。それはオーディション予選の合格通知だった。同じ時、良子(川口春奈)は出産を控えていた。

和彦らがピザの投書記事を探している頃、熱が冷めていなかった歌子は2度目のオーディションを受けていた。しかしその途中で倒れ、失格になった。家で目を覚ました歌子は、母優子(仲間由紀恵)に泣いて病弱の悔しさを吐露した。優子は歌子が自分で応募し人前で歌ったことに「誇らしい」と言って抱きしめた。その時、良子が産気づいた。不安な良子は歌子に歌って欲しいとお願いした。そして良子が元気な女の子を出産。その時、東京では暢子がピザの投書記事を見つけた。