米歌手ブリトニー・スピアーズ(40)が、婚約者でパーソナルトレーナー兼俳優のサム・アスガリ(28)と9日夜に米ロサンゼルスの自宅で挙式したことが明らかになった。挙式の様子やウエディングドレスを着た2ショットなど複数の写真をSNSに投稿しているほか、ドレス姿で馬車に乗る姿や挙式やパーティーの様子をまとめた短い動画も投稿している。挙式には歌手マドンナをはじめ、女優ドリュー・バリモアやパリス・ヒルトンら豪華ゲストを含むおよそ60人のゲストが招待されたと米ピープル誌は報じている。2人は2016年にミュージックビデオの撮影で知り合い、交際に発展。昨年9月に婚約を発表していた。スピアーズにとっては3度目の結婚となる。

情報筋によると、スピアーズはカスタムメイドの深いスリットが入ったヴェルサーチのウェディングドレスを着用し、エルヴィス・プレスリーの「好きにならずにいられない」が流れる中、バージンロードを歩いたという。前夫との間の2人の息子たちは挙式に姿を見せなかったというが、父親の代理人は「息子たちは母親の再婚を喜んでいる」とコメントしている。また、式には「虐待」を訴え成年後見人制度の解除を求めて裁判で争っていた実父と確執が取り沙汰される妹も招待されていないと伝えられている。

挙式前には、2004年に酔った勢いで電撃結婚するもわずか55時間で離婚を申請した幼なじみの最初の夫が、挙式会場に乱入して逮捕・起訴されるハプニングも起きた。結婚式会場となった自宅の敷地内に侵入し、インスタグラムでその様子を生中継していたという。警備員に取り押さえられ、後に駆け付けた警察によって不法侵入や破壊行為などの容疑で逮捕されたというが、スピアーズやアスガリに直接的な被害はなかったと伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)