櫻坂46が9日、全国ツアーファイナルとなる東京ドーム2日目公演を開催し、キャプテン菅井友香(26)が卒業した。

欅坂46時代から7年間献身的にグループを支え続けた功労者のラストステージは、有観客では約3年ぶりとなる欅坂46時代の代表曲「不協和音」の封印も解くなど、一夜限りのスペシャルパフォーマンスを披露した。

アンコールで櫻坂46改名後初めて「不協和音」のイントロが流れると、観客は思わずどよめき、歓声を上げた。センターに立った菅井が鬼気迫る表情で「僕は嫌だ!」と絶叫すると、火花が爆発した。客席で赤と緑のペンライトが大きく踊る。歌唱後約40秒間、拍手が鳴りやまなかった。

菅井は15年8月加入の一期生で、17年1月にキャプテンに就任。「NHK紅白歌合戦」など数々の大舞台に立った一方で、メンバーの急な休演や負傷、卒業、脱退、さらに異例のグループ改名と、さまざまなことが発生した。いつも代表して発言してきた。一貫して前向きな発信を続けた。替えの利かない存在だった。

ダブルアンコールの卒業セレモニーに、ドレス姿で登場した。「すごく複雑でアンバランスな部分もあるグループをまとめることは、難しかったです。ふがいなさを感じることもありました」と振り返り、「応援してくださる皆さんがいてくれたことが、本当に本当に心の救いでした」と感謝した。「お別れするのが寂しいです」と涙した。

卒業後も芸能活動を続ける。「楽しかったこと、苦しかったこと、全て抱き締めて前に歩んでいきたい」と誓った。ラスト参加曲「その日まで」も歌い、全メンバーから愛のあるメッセージを贈られ、抱き合って笑顔をはじけさせた。「今日までグループを守るために戦ってきました。悲しいこともあったけど、最高に楽しかったです。7年間応援ありがとうございました!」とお辞儀し、大きな拍手を浴びた。【横山慧】

◆菅井友香(すがい・ゆうか)1995年(平7)11月29日、東京都生まれ。愛称「ゆっかー」「菅井様」「ゆかのすけ」。小5乗馬を始めたお嬢さま。20年1月の舞台「飛龍伝2020」主演。今年2月ミュージカル「カーテンズ」出演。165センチ。血液型AB。

 

この日のセットリストは以下の通り。

1、条件反射で泣けて来る

2、BAN

3、Dead end

4、断絶

5、流れ弾

6、タイムマシーンでYeah!

7、One-way stairs

8、ずっと 春だったらなあ

9、制服の人魚

10、五月雨よ

11、なぜ 恋をして来なかったんだろう?

12、Nobody’s fault

13、I’m in

14、Buddies

15、車間距離

16、恋が絶滅する日

17、摩擦係数

18、不協和音

19、砂塵

20、その日まで

【卒業スピーチ全文】櫻坂支えた菅井友香「キャプテンに任命して頂いたことは人生の転機だった」