米映画「クラッシュ」(04年)でアカデミー賞作品賞を受賞したポール・ハギス監督(69)が、2013年に米マンハッタンの自宅アパートで女性広報担当者に性的暴行を加えたとされる民事訴訟で、少なくとも750万ドル(約11億2500万円)の損害賠償の支払いを命じられた。
報道によると、米ニューヨークの裁判所の陪審が10日、プレミア上映会後のパーティーのあと、ハギス監督から自宅に来るよう誘われ、性的暴行を受けたとして17年に民事訴訟を起こしていた原告女性に対して損害賠償を支払う責任があると評決を下したという。同監督は「(自宅に来たのは)合意の上だった」と主張し、性行為を行ったことに関しては記憶がないと述べるも「眠りにつく前に彼女はオーラルセックスを始めた」と証言していた。
ハギス監督は別の女性3人からも性的暴行を告発されている他、今年6月にもイタリアで別の女性への性的暴行の容疑で逮捕されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



