女優波瑠(31)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「わたしのお嫁くん」(水曜午後10時)の第9話が7日に放送される。

波瑠は「水10」初主演で、同枠初の女性主人公。大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」で営業部に勤めるOL速見穂香(はやみ・ほのか)を演じる。大手家電メーカーで営業神と呼ばれるほどのエリート社員だが、プライベートでは“汚部屋”で暮らすズボラ人間であるということを隠していた。

波瑠と初共演となる俳優高杉真宙(26)は、穂香と“お嫁くん”としてルームシェアをすることになる山本知博(やまもと・ちひろ)を演じる。穂香の同僚で、入社3年目の後輩社員。3人兄弟の末っ子で、個性の強い兄に溺愛されながら育ってきた過去がある。

第9話では、穂香と知博はどちらが相手のことをより好きなのか言い争っているうちに、良い雰囲気になる。穂香は「知博くんにはちゃんと実感してほしいの。自分が愛されてるんだって」と言って知博に近づくが、ふいに「家だと照れるな」と言い出す。

そんな折「ラクーン・エレクトロニクス」では、全社員を対象にした新商品企画の社内コンペが開かれることになった。優勝賞品は沖縄旅行だった。入社当時、企画開発部志望だった知博は、このコンペへの参加を決意する。一方、知博が穂香と沖縄旅行に行こうともくろんでいることを察した赤嶺麗奈(仁村紗和)は、花妻蘭(前田拳太郎)だけでなく、もともとコンペへの参加を予定していた古賀一織(中村蒼)まで巻き込み、知博の優勝を阻止しようと動き出す。

ある日、穂香は、先輩社員の春日亮(佐伯大地)から、動画サイトで人気の料理研究家・宮下紗織(北香那)を紹介される。電子レンジの販促イベントで、彼女が考案したスイーツを使うらしい。そこにやってきた知博は、宮下の顔を見て驚く。実は彼女は「ママは2人もいらない」と言って山本を振った元カノだった。