第75回カンヌ国際映画祭スペシャル部門で話題となった映画「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」(新宿武蔵野館、ユーロスペースほかで公開中)の日本語吹き替え版舞台あいさつが11日、都内で行われ、声優の堀内賢雄(65)小野大輔(45)小市眞琴が出席した。

ルネ・ゴシニ役の堀内賢雄は、「映像を見て完全にハマってしまったんです。それでフランスの児童書と言われるのを調べるようになって、代々この語り継がれていくこの名作ということを知って超感動しています」と作品への思いを語った。

ジャン=ジャック・サンペ役の小野大輔は、「自分たちが作ったものが、愛されること、そしてこれから先もずっとその愛が続いていくことっていうのは何よりうれしいことです」とし、少し涙を浮かべながら感動したセリフがあったことを明かし、「“ルネと僕が生み出した君を通して僕らは生き続ける”のセリフが映画だったりエンターテインメント作品に関わり続けていくことの素晴らしさ、尊さを改めて感じる作品でした。これからもプチ・ニコラを末永く愛し続けてください」と話した。

ニコラ役の小市は、「この2人の友情、暗い過去があったけれども、それを明るくニコラ君の作品に昇華している感じがしっかりこの映画の中で全て描けている。本当にすてきだなって思っております。字幕の方も見ていただけたらうれしいです」と話した。

映画は、パリを舞台に原作者2人の喪失と創造の人生を描くノスタルジーと幸せにあふれた実話。

第75回カンヌ国際映画祭スペシャル部門で話題となり、2022年アヌシー国際アニメーション映画祭ではクリスタル賞(最高賞)受賞。世界40カ国以上の言語に翻訳され、フランスで50年以上愛され続けているロングセラー児童書。