9人組ガールズグループNiziUが9日、東京・代々木第一体育館で、グループ2度目の単独ツアー「NiziU Live with U 2023“ココ!夏Fes.”」の東京4日目公演を開催した。終演後には、9月にグループ初のスタジアム単独公演を行うことをサプライズ発表し、会場が大歓声に包まれた。

「Welcome to the festa!」。ツアーのテーマ「夏祭り」にピッタリな楽曲「FESTA」が会場に鳴り響く。昨年の船ではなく、お祭りにちなみ「パレードカー」に乗ってメンバーが登場した。RIKU(20)が歌うように、ここでは「楽しさはNo limit」だ。ダンスブレークや銀テープなどの特殊効果も加わり、オープニングから会場がお祭り騒ぎだ。

2曲目は、19日に発売されるセカンドアルバムに収録の「Love&Like」。高音や速いテンポの掛け合い、これまでのNiziUにはないミュージカル調の楽曲で、さらにボルテージを上げた。RIKUは「みなさんが夏祭りの主役なので、思い切り楽しんで行ってください」。RIMA(19)は「みなさんの盛り上がり、たくさん見せちゃってください」と呼びかけた。MAYUKA(19)は「FESTA」をオープニングナンバーに推していたようで「1番最初にきたら盛り上がりますよね? 最高ですよね?」と喜んだ。

昨年に続き、グループ2度目の単独ツアーだ。MIIHI(18)は「去年に続き、今年もツアーをすることができて本当に幸せです。すっごく期待して来てくれていると思うんですけど、その期待に絶対応えてみせます」と自信たっぷり。その言葉通り、ギターやドラムなど生バンドを携え楽曲に磨きをかけ、ダンスも既存のダンスではなく、スペシャルバージョンを披露した。NINA(18)は「あ、すごい。うちらここまで来たんだって思いました」と、生バンドでのパフォーマンスを喜んだ。

コロナ禍の20年12月デビューの同グループにとっては、今回のツアーが初の声出しOKツアーとなった。MAYA(21)は「WithU(ファンの通称)のみなさんの声を聞くことができて、本当にうれしくて本当に幸せで。WithUのみなさんの声が合わさって1つになった声を聞いている時、涙が出そうになったり。『ああ、すごい温かいな、本当に幸せだな』って感じることができました」と声援をかみしめた。

セットや演出も、前回のツアーよりスケールアップした。RIO(21)は「後ろでたくさんの方が私たちのために頑張ってくださっているから、私たちがこういうふうにステージに立てるし、前から後ろに前進することができるんですね」と、スタッフ陣にも感謝を伝えた。

ライブは約2時間半で、最新曲「COCONUT」や初のドラマ主題歌「LOOK AT ME」、「Paradise」など全24曲を披露した。AYAKA(20)は「WithUのみなさん、今日もすてきな思い出を作って下さってありがとうございます。大好きです。またお会いしましょう」と再会を約束。リーダーのMAKO(22)は「今日は本当にWithUのみなさんの温かさを感じることができ、NiziUになってよかったなって、また思うことができました。本当にありがとうございます。今回のツアーは最高で、私の人生の夏祭りの中で一番楽しかったです!」と、とびきりの笑顔を見せた。

終演後には9月17日、18日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで、初のスタジアム単独公演を行うことをサプライズで発表した。同所は、2年前の9月19日にフェスに参加し、初の有観客ライブを行った場所だ。MAYUKAは「すごい思い出がある場所です。本当にうれしい気持ちでいっぱいです。(今後は)日本だけにとどまらず、グローバルに活躍ができるように頑張ります」と力強くコメントした。初の有観客ライブから約2年。日本国内女性アーティスト史上最速でドーム公演を行ったアーティストとして、“聖地”に凱旋(がいせん)する。【佐藤勝亮】