ジャニーズ事務所が創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題を受け17日から社名変更し、「SMILE-UP.(スマイルアップ)」として再スタートを切った。公式サイトもリニューアルし、ロゴなども切り替わった。関連会社も続々と社名変更を発表。来月から被害者補償への準備を進めていく。
◇ ◇ ◇
この日未明、旧ジャニーズ事務所の公式サイトが移転し、切り替わった。新サイトでは「Johnny&Associates」のロゴが外れ、「SMILE-UP.」とオレンジのロゴを掲載。グループ会社の一覧も更新され、「株式会社グルーヴ・ミュージックカンパニー(旧株式会社ジャニーズ・ミュージックカンパニー)」など新社名が発表された。
日中も移行は進んだ。ファンクラブ名からも「ジャニーズ」が外れ「FAMILY CLUB」に。嵐らが所属するレコード会社「ジェイ・ストーム」も来年元日から「ストームレーベルズ」に社名変更することを発表。社員には「SMILE-UP.」とロゴが印字された新しい名刺が配られ、それぞれ新しいメールアドレスも開通した。
今月2日、同事務所の会見で新社長東山紀之(57)が社名変更を正式発表。「全て『ジャニーズ』と付くものはなくなります」と述べていた。来月から被害者補償をスタートすることを表明しており、現在は被害者救済委員会による聞き取りなど準備が進む。「SMILE-UP.」は今後マネジメントや育成業務から完全に撤退し、被害者補償が終わり次第廃業する。
タレントやマネジャーらスタッフたちは現在、暫定的に「SMILE-UP.」に所属している。希望タレントは、来月までに設立予定の東山が社長、井ノ原快彦(47)が副社長を務める新エージェント会社に移籍する予定で、付随する社員らも基本的には同様に新会社に移る見込みだ。
新会社はこの日からスタートしたファンクラブの公募(31日まで募集)で社名を決めるため、設立後もいったん形式的な仮名称をあてる可能性もある。X(旧ツイッター)の「Johnny&Associates」だったアカウントは「New Name Coming Soon」としており、新社名などが決まり次第更新される。
17日未明放送の日本テレビ系「午前0時の森」では、グループ名の変更方針を明かしている関ジャニ∞村上信五(41)が「関ジャニはまだ言って良いよね…?」と戸惑いつつ、「我々の所属しているグループの…」と言い直す場面もあった。テレビやラジオの番組名など、変更まで時間を要するものも多い。当面の間は「ジャニーズ」から完全に決別するための“移行期間”となりそうだ。



