黒柳徹子(90)が9日、家族ぐるみで交流があった指揮者の小澤征爾さんの訃報を受け、追悼コメントを所属事務所を通じて発表した。

父守綱さんがNHK交響楽団の前身・新交響楽団のバイオリニストだった黒柳は「残念!小澤さんは、世界的な指揮者でした。私の父がヴァイオリニストで、一緒に弦楽四重奏をやってたチェロの齋藤秀雄さんが小澤さんの先生でした。小澤さんは齋藤秀雄さんが怖くて、今も桐朋の先生のお部屋に入ると、震えると言ってらっしゃいました」と回想した。

黒柳は、小澤さん、妻のの入江美樹さん、長男の俳優征悦らと家族ぐるみの付き合い。かつてテレビ朝日系「徹子の部屋」などで、征悦の俳優デビューの際に、両親から相談を受けた黒柳が「後見人」となって、活躍を見守ってきたことを明かしたこともあった。今回の訃報を受け「子煩悩で、息子のゆきちゃんが俳優になると言ったとき、私の楽屋まで、わざわざ小澤さんがいらして、『息子が俳優になると言ってるけど、どうしたもんだろう』と、おっしゃってました。私は『大丈夫でしょう』と言いました。俳優になって、すぐ映画に出たときは、小澤さんも一緒に試写室で、その映画を観たように思います」とやりとりを紹介。「小澤さんの情熱は、日本の音楽を、熱くしたと思います。亡くなったこと、本当に悲しく、残念です」と惜しんだ。

小澤さんは心不全のため、6日に都内の自宅で亡くなったことを所属事務所が発表。88歳だった。