女優高石あかり(21)が、NHK連続テレビ小説の次々作(25年度後期)となる「ばけばけ」のヒロイン役に29日、決まった。
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舞台版「鬼滅の刃」で竈門禰豆子(かまど・ねずこ)役を演じて注目を集めていた、当時18歳、高校卒業前の高石をインタビューした。
保育園の時から「女優さんになりたいと言っていました」といい、目立つことが大好きな少女だったという。
「『花より男子』を見て、つくしちゃんになりたい! と言ってました。小学校の卒業アルバムにも、しっかり『女優さん』になると書いてありました。有名人になりそうな人ランキングも1位になってました(笑い)」
演技では力強さも兼ね備えた〝目力〟も印象的だが、話しぶりは柔和そのもの。当時は自身の性格について「ポジティブとよく言われます。でも案外ドライとも。作品が終わって、皆さんが泣いているのに私は泣いてないとか…」と話していたが、この日の発表会見で「小さいころから朝ドラヒロインになるのが夢で」と感涙した姿からは、その“悲願”が伝わってきた。
理想は「かっこいい女性」とし、目標には石原さとみの名前を挙げていた。
「1つ筋が通っていて、世界観が自分でも作り上げられてるし、周りにも浸透していて、見ている方も『これが石原さとみ』と想像できる何かがあるのが、かっこいいと思います。高石あかりといえば? と言った時に、想像できるものが『かっこいいな~』って、かっこいいものであればあるほどうれしいなと思います」
石原もデビュー翌年の03年に連続テレビ小説「てるてる家族」でヒロイン役を務め、その後役者として大きく羽ばたいた。「ばけばけ」では、島根・松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルの松野トキを演じる。着実に積み上げてきた演技力とともに、念願の朝ドラでさらなる飛躍を期待したい。【大友陽平】
◆高石(たかいし)あかり 2002年(平14)12月19日、宮崎県宮崎市生まれ。16年にダンス&ボーカルグループ「a-X’s」でデビュー。18年に卒業後に女優活動を本格化し20、21年に舞台「鬼滅の刃」シリーズで竈門禰豆子役を演じて話題を呼んだ。21年から映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズにも主演(伊澤彩織とダブル主演)。今後も「スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナルハッキングゲーム」(11月1日公開)、「私にふさわしいホテル」(12月27日公開)、「遺書、公開」(25年1月31日)と映画公開作も控えている。趣味は歌、ダンス。身長160センチ。
※高石の「高」の表記は正しくは上の口に縦棒を上下に延ばす「はしごだか」



