女子プロレスラーでタレントのジャガー横田(64)の夫で医師、木下博勝氏(57)が10日、インスタグラムを更新。自民党の高市早苗新総裁(64)の取材場所を映したライブ配信映像に「支持率下げてやる」という発言の音声が入った騒動について私見を述べた。

木下氏は今回の騒動を受け「報道は本来、中立であるべきはずです。誰を支持するか、誰に批判的であるかは国民が判断すること」とした上で、「にもかかわらず、『支持率を下げる』と宣言してしまうのは、報道機関が世論を操作できると言わんばかりで、国民を愚弄するに等しい行為だと感じます」と指摘した。

「もちろん、『取材の合間の雑談だった』『ただの愚痴だ』という意見もあるでしょう」と擁護的な意見にも触れつつ、「でも、記者やカメラマンは一言の重みを背負う立場です。その発言が世に出てしまった以上、『冗談だった』では済まされません。報道の信頼は一瞬で崩れ去るのです」と批判した。

「この事件は、単なる失言ではなく、日本のメディアの在り方そのものを問う出来事だと思います」と問題視し、「私たち国民は、事実を知るためにニュースを見るのであって、誰かの恣意や感情に左右された報道を望んでいるわけではありません。正直に言えば、私は強い怒りを覚えました」と憤り、「メディアが国民を裏切れば、信頼を回復するのは容易ではありません。今回の件をきっかけに、報道の透明性と公平性をもう一度徹底的に見直すべきだと思います」と訴えた。

この騒動は、高市氏が7日に行った公明党との連立協議の際、記者やカメラマンらが待機中だった党本部の取材場所周辺を映していたライブ配信画像で「支持率下げてやる」「支持率下げる写真しか出さないぞ」という、男性とみられる声が流れたもの。時事通信社が9日、映像センター写真部所属の男性カメラマンの発言であることを確認し、本人を厳重注意したことを発表した。