女優長濱ねる(27)が10日、昨年12月に亡くなった海老名香葉子さんの体験を語る朗読劇「東京の空」(11日、東京・一ツ橋ホール)を一部公開した。長濱にとっては初舞台となる。

香葉子さんは初代林家三平さんの妻で、エッセイストとして活躍。東京大空襲で家族を亡くした経験から、平和の尊さを伝え続けてきた。同作が追善公演となる。

長崎県生まれで、祖母が被爆したという長濱は、原爆について学んできた経験があるとし「共感する部分も多かったので、私で力になれるのならと思いました。香葉子さんの思いを引き継いでお話しできるのは光栄です」と話した。

出演者は長濱1人。「1人での朗読劇ということで、いろんな役をお話ししていく。演じ分け、どんな風にお話ししたら、その世界に入っていただけるのか、ギリギリまで考えたい」と、表情を引き締めた。

また、初舞台に「どんな風になるのかドキドキしています。めちゃくちゃ緊張しています」。

香葉子さんの次男で落語家の2代目三平も出席し「おふくろは喜んでいると思います。ここにおふくろがいたら、こんなきれいな方が私の役? って喜ぶ姿が目に浮かびます」と話した。