ロックバンド、ドレスコーズのボーカル志磨遼平(44)が16日までにXを更新。自身がかつて所属し2011年に解散したロックバンド、毛皮のマリーズのファーストアルバムのタイトルを改題すると表明した。

志磨は15日、「ファーストアルバムの改題に寄せて」とした声明を発表。「2006年に完成した毛皮のマリーズのファーストアルバム『戦争をしよう』は、24歳だった私が、私ひとりの戦いを開始すべく題したものでしたが、今やこのことばは口にすることすらおぞましく、よって、今後はただ『ファースト』と呼称します」とした。

続く投稿では、同バンドのファンに向けて「改題を決めたのはぼくです。しかし、ぼくにそれを決めさせたのは民衆を弾圧し命すら奪おうとする世界中の独裁者たちです」と書き出し、「ぼくは今、まちがっても彼らと同じことばを毛皮のマリーズとそのメイニアたちに口走らせたくないのです」と説明した。

続けて「今でもぼくはあのタイトルを恥ずかしくは思いません。ぼくはたしかに、世界に戦争を挑みました。2000年代初頭、ステージに上がったが最後無事には帰れなかった時代の、ぼくの偽らざる実感があのタイトルでした」と振り返るとともに、「ぼくは今、24歳のころと同じ意味であのことばを口にはできなくなってしまったのです」とし、「誰しも、自由と平和を訴えるより優先すべきことがたくさんあります。だから祈ってください。ぼくらが自由と平和を真っ先に訴えずとも暮らせる日々が一刻も早く戻ることを」と平和への願いをつづった。