俳優反町隆史がこのほど、28年ぶりに連続ドラマが復活するカンテレ・フジテレビ系「GTO」(7月20日スタート、月曜午後10時)の会見を行った。98年の連続ドラマと同じく、主人公の教師、鬼塚英吉を演じ、絶賛撮影中だ。
24年のスペシャルドラマ「GTOリバイバル」が連続ドラマ復活のきっかけだった。友人が「GTOリバイバル」を親子3世代で見ている写真を送ってくれたそうで、反町は「すごくうれしくて、なんとも言えない気持ちになった」とし、今回の続編へと大きく動き出したという。
反町は「鬼塚という教師がこの時代にいたら、どういう教師になって、世間からどういう解釈を得られるのか疑問だった。生徒に向かうまっすぐさ、彼の良さを伝えたいと思いました」と話した。
98年版では、鬼塚が熱く生徒にぶつかる姿が印象的だったが、今の時代に同じようにはできない。熱さが魅力の鬼塚の勢いがそがれてしまうのでは、と聞かれると反町は「そのあたりは、(脚本の)遊川(和彦)さんがうまく書いてくれている。たとえば、昔の鬼塚だったら、マサル! とかキクチ! とか言ってたのを、『マサル!…さん』って、そうだ、さん付けしなきゃいけないんだって気付いたりしてます」と時代の変化が織り込まれているとした。鬼塚らしさが弱まったりしていないかと問われると「それはもう大丈夫です。いくところまでいってます」と自信を見せた。
妻で女優松嶋菜々子との間にもうけた2人の娘からもヒントを得ているとした。反町は「今、我々の時代とちょっと違うところは、娘なんかと話した時に『あれ? ちょっとこの話はズレてるのかな』と思ったり、いろんなことを感じる。脚本にも(時代のギャップは)表れてます」と話した。
鬼塚英吉という教師の存在を伝えたいと思ったのも、娘たちの子育てで思うことが大きかったようだ。「2人の娘を育てて、学校に対して、子供たちは子供たちの中ですごく努力して、大人になるにつれてたくさん学ぶことがある」。
子育て通して得た経験を役にどう生かすのか。反町は「子供のちょっとした顔の表情が分かるかどうか。子供、生徒によっては表情が出せなかったり、ぶつけられない子もいる。それは30人いたら30人が違う。ちょっとした表情を分かる先生でいたいです」と語った。
まっすぐさと芯の熱さ、反町と鬼塚の一心同体を感じた会見だった。【小林千穂】



