タレント藤田紀子(66)が17日、フジテレビ系情報番組「ノンストップ」に出演し、俳優大沢樹生の実子騒動に絡めて自身にまつわる疑惑を釈明した。

 疑惑とは、1995年(平7)に発生して一部週刊誌でも報じられた「大相撲の若乃花、貴乃花は本当の兄弟ではない」というもので、2人で母親である藤田はあらためて「まったくのデマです」と強く主張した。

 一方で、「『弟の方』(貴乃花)は、どうも性格的にそれを真に受けていると思われる。この40いくつになっても」と指摘し、それが長く続く母子の断絶につながっているとの見方を示した。その上で「今こそ大沢さんの騒ぎが始まっているので、公のところで(DNA)鑑定しようじゃないかしら、と思うくらいです。それを信じ込んでいる息子がいるとしたら、生きているうちに絶対したいと思うくらいです」と訴えた。

 また、将来のDNA鑑定に備えて、元夫(01年に離婚)の二子山親方(元大関貴ノ花)が亡くなる前に、長男(元横綱若乃花、現タレント花田虎上)に「親方の髪の毛と爪を残しておいて」と頼んだことも明かした。

 貴乃花は03年に現役引退後、一代年寄の貴乃花を襲名。親方となり、04年に父で師匠だった二子山親方の後を継いで貴乃花部屋を創設した。