五輪2連覇を目指す韓国が準決勝進出を一番乗りで決めた。イスラエルとの準々決勝は10点差を付けて7回コールド勝利。打線に火を付けたのは、高校時代に150キロ超えの直球を投げて「韓国の大谷」と騒がれた姜白虎内野手(22)だ。2番DHで4打数4安打2打点。「先輩たちが『重圧は引き受けるから自信を持ってやれ』と言ってくれて楽になれた」と、1次リーグの10打数1安打から決勝トーナメントでは8打数5安打と急上昇した。

侍ジャパン稲葉監督も要注意人物に挙げていた1人だ。19年に韓国視察した際に姜白虎の打撃を目の当たりにした同監督は「初球から積極的に振る中で捉えられる能力がある。代表に入ってくればマークする1人」と話し、動向を見守っていた逸材だ。

日本戦の相性もいい。17年にカナダで開催されたU18W杯では日本戦で2打点を挙げて勝利に貢献し、日本の初優勝の夢を打ち砕いた。19年プレミア12ではトップチーム入りし、侍ジャパン戦で2安打3打点をマーク(試合は侍ジャパンが勝利)。準決勝以降で戦うことになれば、侍ジャパンにとって脅威の存在となってきそうだ。