女子のFIFAワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会(7月20日~8月20日)に出場する日本代表なでしこジャパンのメンバー23人が13日、発表され、今季のWEリーグで優勝した三菱重工浦和レッズレディースからMF猶本光(29)ら最多タイ4人が選出された。
今季12得点でランキング2位の清家貴子(26)は「ここまで育ててくれた浦和というクラブのおかげ。チームに感謝したい。W杯は幼いころからの夢ですし、少女たちの夢の舞台。過去の自分、子供のころ夢見た自分に恥じないようなプレーをしたい。代表の覚悟、プライド、責任をしっかり持って臨みたい」と決意を語った。
18年のU-20W杯フランス大会で優勝したDF高橋はな(23)は、昨年11月のA代表スペイン遠征中に負傷。右膝の前十字靱帯(じんたい)損傷で全治8カ月の診断を受けていた。
今季はリーグ第3節を最後に戦列を長く離れていたが、最終節の後半から復帰したばかり。日本サッカー協会(JFA)の会見で、池田太監督(52)への質問も出たサプライズの1つだった。
浦和の仲間との会見では「光栄に思います。ここにいることが当たり前ではなかった。病院の先生だったり、たくさんの支えてくれた方々だったりのおかげ」と感謝した。
「選ばれた瞬間は(感涙の猶本ら)みんなが喜んでいる余韻の中で自分も…」と笑わせながら「選ばれた意味をしっかり感じながら、盛り上げるために戦ってきたい。驚かれた方もいたと思いますが、諦める理由にはならないと思っていました」と思いを口にした。
石川璃音(19)はDFでは最年少の選出。昨年のU-20W杯コスタリカ大会で準優勝し、池田監督から期待される新世代の一員で「入るか入らないかドキドキしながら(メンバー発表を)見たのは初めて。素直にうれしいです。うれしい人がいれば、つらい人も出てきます。その人たちの分まで頑張らないと」と若くして気遣いと強い覚悟も示した。
秋田県出身者(中学からJFAアカデミー福島)では、男女を通じて県勢初のW杯メンバーといい、地元紙や地元局からの質問も殺到。その中で「U-20W杯の時よりも成長している」と力を込め、今季のWEリーグ全20試合にフル出場して進化した自身を見せた。

