北海道コンサドーレ札幌のMF三好康児(21)が19日、因縁鹿島アントラーズからの今季リーグ戦初ゴールを誓った。チームは札幌・宮の沢で23日のホーム鹿島戦(札幌ドーム)に向けて練習を行った。自身6試合ぶりのリーグ戦へ「そろそろ得点を取らないと。冷静に落ち着いて決められれば」と見据えた。

0-0で引き分けた前回のアウェー鹿島戦(3月31日)。ペナルティーエリア内で放ったシュートは相手守備の左腕に当たったがハンドの判定はなかった。PKが見逃され、試合後には主審から誤審を認められた。不運もあったが強豪クラブに引けをとらない内容で「自信を持てる試合だった」と振り返った。

8月中旬からU-21日本代表として出場したジャカルタ・アジア大会でチームを離れ、前節アウェー川崎フロンターレ戦は契約上のため欠場。8月11日セレッソ大阪戦以来のリーグ戦に向け「攻撃を活性化できれば」。今度は正真正銘のゴールを決めてチームに勢いをもたらす。【西塚祐司】