名古屋グランパスのマッシモ・フィッカデンティ監督(52)が2日、J1再開の清水エスパルス戦(4日、アイスタ)を前にオンラインで取材に応じた。

「新たに開幕を迎える感じで取り組んできた。いい状態にもっていけた手ごたえはある」と話す一方で、「(今季掲げる)90分走り続けるサッカーをする上で、コンディションの面で難しい部分があった。何とか間に合ったが、探り探りやっていくしかない」と不安要素も口にした。

元日本代表FW金崎夢生(31)GKランゲラック(31)と2人、新型コロナウイルス感染者が出た。1試合が中止となった練習試合を含め、当初の調整プランの狂いは否めない。

金崎、ランゲラックともチーム練習に合流はしたが、指揮官は「いい形でコンディションは上がっている。近いうちにチームと同じ動きができるんじゃないか」と微妙な表現。清水戦は欠場が濃厚となった。