19年シーズン以来、3年ぶりにJ2降格する横浜FCは22日、元日本代表MF中村俊輔(43)と、22年シーズンの契約更新に合意したと発表した。中村はシーズン途中に「やりたいサッカーは出来た」と漏らすなど、一時は引退も考えていたが、現役続行することを決めた。来年6月24日に44歳を迎える日本のファンタジスタ。FWカズ(三浦知良、54)の去就が不透明の中、中村俊輔の「横浜FC残留」はファン、サポーターにとって明るいニュースとなるだろう。

今季は42歳8カ月3日でJ1開幕最年長スタメンを飾った。以降はコンディション不良もあり、試合から遠ざかる時期もあったが、終盤はコンスタントにメンバー入りした。結果的にリーグ戦12試合出場。3試合でスタメンに名を連ねたが、無得点に終わった。来季プロ26年目のシーズンを迎えるが、その左足は健在。得意のフリーキック、セットプレーから勝利につながる働きを見せたい。希代のレフティーが、1年でのJ1復帰に貢献する。

◆中村俊輔(なかむら・しゅんすけ)1978年(昭53)6月24日、神奈川県横浜市生まれ。横浜ジュニアユース、桐光学園を経て97年に横浜M(現横浜)に入団。02年にセリエAのレッジーナに移籍。05年からはスコットランド1部リーグのセルティックでプレー。その後、スペイン1部リーグのエスパニョールを経て、10年に横浜に復帰。17年から磐田。19年7月から横浜FC。00年と13年にJリーグMVP。日本代表として06年W杯ドイツ大会、10年南アフリカ大会に出場。国際Aマッチ通算98試合24得点。178センチ、71キロ。