バルセロナが、マンチェスター・シティーとポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(29)の獲得交渉の最終段階に入っており、今週中に期限付き移籍が決定する可能性があると15日、スペイン紙スポルト電子版が伝えた。

同紙によると、今季、右サイドバックの補強が必須となっているバルセロナは財政難が続く中、すでにマンチェスター・シティーとカンセロの両方に正式なオファーを提示したという。

カンセロ獲得交渉は、これまで高額な支出が必要だったため、数週間ストップ。しかし先週、バルセロナが代理人のジョルジュ・メンデス氏と電話会談をした際、サラリーキャップ(選手の契約年数に合わせて分割された移籍金や選手年俸などの限度額)が問題にならない範囲の年俸を支払うことで合意したことで交渉が再開したとした。これは、カンセロがマンチェスター・シティーで受け取る給与の減額を受け入れたことを意味している。

現在、両クラブ間で争点になっているのは買い取りオプションの金額。現時点でバルセロナが支払える上限が約2500万ユーロ(約37億5000万円)である一方、マンチェスター・シティーは4500万ユーロ(約67億5000万円)以下では受け入れないとのことで、大きな開きが出ている。

このため歩み寄りが必要となっているが、同紙は両クラブとも数日以内に合意することを望んでおり、最終的にバルセロナへの期限付き移籍が決定する可能性が高いと伝えている。(高橋智行通信員)