日本陸連は2日、同13日開幕の陸上世界選手権(国立競技場)の代表選手を発表し、石川・星稜高2年で16歳の清水空跳(そらと)を混合1600メートルリレー(4×400メートルリレー)代表に選出した。大会規定によれば、400メートルリレー(4×100メートルリレー)にも出場できる。
7月下旬の全国高校総体(インターハイ)100メートルでU18世界新記録となる10秒00をマークした逸材。海外メディアにも注目されており、ドイツメディアでは「奇跡のスプリンター」「天才少年現る」などと報じられている。個人種目の代表入りはならなかったが、リレー種目で初の世界大会代表に選出。今大会の日本代表では最年少となる。
会見に出席した日本陸連の山崎一彦強化委員長は清水について「高校生で未知数」としながらも「力がある選手」と太鼓判。「シニアの選手と肩を並べて走る経験はまだまだ。未知数をどれだけ引き出せるか。かなり期待をしている」と望んだ。
出走となれば、バトンパスなどの負担が少ない1走での出場が見込まれる。8月に取材に応じた際には1走の出走に意欲を示し「走れる準備をしていきたい。シニアの世界舞台は想像もできないが、頑張りたいという一心」と意気込んだ。
400メートルリレー代表は桐生祥秀、守祐陽、サニブラウン・ハキーム、大上直紀、井上直紀、小池祐貴が選出。混合1600メートルリレー代表の柳田大輝や200メートル代表の鵜澤飛羽(とわ)らも出走の可能性がある。【藤塚大輔】

