陸上男子110メートル障害予選で函館市出身の金井大旺(25=ミズノ)が13秒41の5組3着で、日本勢57年ぶりの準決勝進出を決めた。

初の五輪舞台に「足が浮き気味で、攻めの走りができなかったが、予選から流れはつくれた」と振り返った。今大会限りで引退し、家業の歯科医師の道へ進むことを決めている。「この試合に懸ける思いは強い。自分のケアが最優先。時間がないので、夜にしっかりケアをして備えたい。しっかり修正して、いい走りができるように頑張りたい」と、準決勝へ向けて気を引き締めた。