2大会連続出場のL組の山口茜(再春館製薬所)が、1次リーグ2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

ギルモア(英国)に第1セットから21-9と実力の違いを見せつけ、第2セットは中盤まで相手にリードを許したが、終盤に逆転して21-18で連取して2-0で勝利を収めた。「簡単なミスをもっと減らしていかないと。ラリーの組み立ても考えてやっていかないといけない」と山口。前回リオデジャネイロ五輪ではベスト8で日本の奥原希望(太陽ホールディングス)に敗れて涙をのんだ。今大会はメダルを目指している。

前回リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得したE組の奥原も21-6、21-16で、コセツカヤ(ROC)にストレート勝ちして、2連勝の1位で決勝トーナメント進出を決めた。「前回は出だしが悪かったので、そこを乗り越えられて良かった。決勝トーナメントは簡単な試合はないと思うので、1つずつ乗り越えていけたらいい」と淡々と語った。