山田優(自衛隊)見延和靖(ネクサス)加納虹輝(JAL)宇山賢(三菱電機)の日本が逆転で初の4強入りを果たした。

準々決勝でフランスと対戦。前回16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したディフェンディング・チャンピオンを相手に序盤からリードされたが、全9ピリオドのうち第6Pで27-27に追いつく。

第8Pを終え36-38と再びビハインドとなったが、最終Pでアンカー加納が大逆転。45ポイント先取で勝敗が決まる中で42-44と絶体絶命の危機に陥ったが、そこから3連続ポイントで45-44で競り勝った。

開催国枠での出場。準々決勝の前に行われた初戦の米国戦でも、加納が最終の第9Pで試合をひっくり返し、計45-39で準々決勝に駒を進めていた。

男子エペにとっては史上初のベスト4進出。午後1時40分開始予定の準決勝では韓国と対戦する。

男子フルーレ団体は12年ロンドン五輪で銀メダルに輝いているが、エペ種目で初のメダル獲得なるか注目される。【木下淳】