東京オリンピック(五輪)ゴルフ女子日本代表の畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)と稲見萌寧(22=都築電気)が2日、試合会場となる埼玉・霞ケ関CCで会見を行った。

4日から競技が始まるが、畑岡は「五輪は夢でした。ついにこの舞台に立てて興奮している」と話した。

男子の試合も観戦した。銅メダル争いに加わった松山英樹にも言及した。「最後までメダルを目指そうとする姿に、とても刺激を受けました。私たち女子もメダルを目指します」と意気込んだ。日本ゴルフ界初のメダルが期待される。プレッシャーがかかる中での試合になるが「日本勢のメダルラッシュにとても刺激されました。女子ゴルフも続きたい」と話した。

稲見も「五輪出場は子供のころからの夢でした」と2日後の競技開始に向けて興奮を隠せない様子。松山からは「男子はメダルを取れなかったけど、女子はぜひ頑張って」と激励のメッセージが送られたと明かした。

また予選ラウンドの組み合わせが発表され、稲見が4日午前7時半スタートで、トップバッターの組に入った。畑岡は世界ランキング1位ネリー・コルダ(米国)と同2位高真栄(韓国)とともに、午前8時14分にスタートする。フィリピン代表の笹生優花は畑岡の次の組で、午前8時25分にスタートする。