日本人選手として同種目25年ぶりに五輪出場を決めた荒川龍太(26=NTT東日本)が予選6組に登場し、7分2秒79で2着に入った。26日の準々決勝へ駒を進めた。

荒川は5人が出場した予選6組で序盤から3番手あたりを進み、終盤にエジプト選手を追い抜いて2番手に浮上した。「リラックスしすぎてスタートがうまくいかなかったが、中盤から自分のペースでこぐことができた」と話した。体重制限のないオープン種目への日本男子出場は96年アトランタ五輪の武田大作以来25年ぶり。当時1歳だった選手が、新たな歴史に挑む。