国内で唯一名字を専門的に調査しているインターネットサイト「名字由来net」が28日、東京五輪のサッカー男子代表22人の珍しいレア名字ランキングを発表した。1位はMFの堂安律(23=PSV)。全国でもおよそ120人しかいないという、他の選手と比べても圧倒的に珍しい名字だった。

同サイトによると、堂安が名字に付く人は、この選手の出身地と同じく兵庫県に多く点在している。実に約60人(約50%)を占める。読み方の「どう」は、どうどうと響く水流の音や仏堂の所在地、洞や銅にしなむ地名などの意味があるという。

2位は旗手、3位は三苫が続いた。全国で約780人いる「旗手」の名字は、広島に最も多い約35%がいる。約840人いる「三苫」は、大分に約360人(約43%)となっている。

代表22人のうち、レア度が乏しいワースト3も発表。20位は吉田(約82万6000人)、21位は田中(約133万人)、最下位は鈴木(約179万1000人)だった。