サッカー男子日本のMF相馬勇紀(24=名古屋)が29日、練習後に取材対応した。

日本は3戦全勝で1次リーグを突破。準々決勝では31日にB組2位のニュージーランド代表と対戦する。相馬は「ダイナミックな攻撃もあるし、ひとつのチャンスを無駄にしない」と印象を語った。

固い守備から1点をもぎ取りにくる相手のスタイルについても苦手意識はないといい「ひいた相手に対してはサイドからの早い展開でのクロスなどが有効。自分のタイプにはマッチするかなと思う」と力強く語った。

メキシコ戦では得意のドリブルだけでなく、対峙(たいじ)したMFライネスのドリブルにもしっかりと対処するなど攻守で存在感があった。「大会中だけど、成長を実感しながらプレーできている」と手応えを語るドリブラーが、ニュージーランドの大型DF陣をかく乱する。