初出場の玉井陸斗(14=JSS宝塚)は、決勝に進出した。準決勝で413・65点の8位。午後の決勝進出の条件は上位12位に入ることだった。

玉井は決勝進出に「1番の目標ではあるので、ここまでこれたなと思います。(決勝は)8位入賞までいきたいなと思います。上はいけるところまでいきたい」と話した。

1本目は67・20点と無難な立ち上がり。2本目は予選で失敗した後ろ回転の種目に成功して81・00点。3本目は大技「109C(前宙返り4回半抱え型)」で83・25点を出した。

前半の3本を終えて、231・45点で5位と好位置につけていた。4、5本目でミスがあったが、最後の6本目は、79・20点としっかりとまとめた。

玉井の自己ベストは、528・80点。その種目構成と同じ大技「109C」と「6245D(逆立ち後ろ宙返り2回2回半ひねり)」を入れて、戦っている。

予選は5本目を終えて、準決勝圏外の21位だった。しかし最終の6本目に高得点の91・80点をマーク。一気に5人を抜いて16位に浮上。準決勝ラインの18位をがけっぷちでクリアしていた。

決勝は午後3時にスタートする。