世界ランキング2位、第2シードのダニル・メドベージェフ(ROC)が「死んだら責任を取れるのか」と、激しい暑さと湿気に対する怒りを、審判にぶつけた。

午前11時開始の男子シングルス3回戦で、第15シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)を2-1で破り、準々決勝進出。その試合中、暑さと湿気に苦しそうな表情を見せていたメドベージェフに対し、主審のカルロス・ラモス氏が、プレー続行の可否をたずねた。するとメドベージェフは「私は死ぬかもしれない。死んだら責任を取れるのか」と、主審に見当違いな抗議をした。

メドベージェフは、今大会中、暑さが緩和される夜に試合時間を変更することを提案していた。これに、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も「100%同意する」と語っていた。