冬の風物詩となった全国高校サッカー選手権(28日開幕)は、第100回の節目を迎えます。記念すべき今大会は開幕戦、準決勝2試合と決勝が東京・国立競技場で開催。国立の使用は2013年度の第92回以来8大会ぶりで、改築後は初となります。過去のデータから、今大会の記録的見どころを紹介します。
▼最多優勝
大正時代の1917年度、第1回大会から7連覇した御影師範(現神戸大=兵庫)が11度で最多。戦後に限れば帝京(東京)と国見(長崎)が6度で1位。今大会の出場校で複数回優勝は東福岡が3度、青森山田、静岡学園、山梨学院、秋田商が2度制している。
優勝候補の青森山田は過去5大会で4度の決勝進出。今夏の総体も制しており、「夏冬2冠」となれば、1966年度の藤枝東(静岡)、1969年度の浦和南(埼玉)、1997、2015年度の東福岡、2000、2003年度の国見に次いで史上5校目(7度目)の快記録となる。
〈高校別優勝回数〉☆は今大会出場
11度 御影師範(兵庫)
6度 帝京(東京)
6度 国見(長崎)
5度 市船橋(千葉)
5度 神戸(兵庫)
4度 市浦和(埼玉)
4度 藤枝東(静岡)
3度 県浦和(埼玉)
3度 浦和南(埼玉)
3度 清水商(静岡)
3度 広島国泰寺(広島)
3度☆東福岡(福岡)
2度☆青森山田(青森)
2度☆静岡学園(静岡)
2度☆山梨学院(山梨)
2度☆秋田商(秋田)
※2度は今大会出場のみ
▼通算勝利
帝京(東京)が80勝で1位。2位が国見(長崎)で66勝、四日市中央工(三重)が3位の60勝で続く。今大会の出場校では青森山田と秋田商が通算49勝で節目の50勝にあと1勝。通算50勝は過去に7校が達成している(抽選、PK戦勝ちなど含む)。
〈高校別通算勝利数〉☆は今大会出場
80勝 帝京(東京)
66勝 国見(長崎)
60勝 四日市中央工(三重)
59勝 市船橋(千葉)
53勝 藤枝東(静岡)
52勝 鹿児島実(鹿児島)
51勝 韮崎(山梨)
49勝☆青森山田(青森)
49勝☆秋田商(秋田)
48勝 神戸(兵庫)
48勝 明星(大阪)
▼最多出場
2大会ぶり出場の秋田商が46度で最多。次いで11大会ぶり出場の徳島商が40度、5大会連続出場の仙台育英(宮城)が36度で続く。帝京(東京)、韮崎(山梨)、四日市中央工(三重)が34度で歴代4位タイ。丸岡(福井)と、「最後の国立」の2013年度大会を制した富山第一(富山)の北陸勢が歴代7位タイの32度目、2014年度大会優勝の星稜(石川)も30度目の出場となる。
一方、今大会初出場は中部大第一(愛知)と市長野(長野)の2校。愛知県勢は2015年度の中京大中京(3回戦)を最後に5大会連続で初戦敗退だが、今大会の中部大第一は1回戦で大津(熊本)と対戦。元Jリーグ名古屋グランパスGKの伊藤裕二監督の下、地元のJ1チーム同様、持ち味の堅守で県勢6大会ぶりの初戦突破を目指す。
〈高校別出場回数〉☆は今大会出場
46度☆秋田商(秋田)
40度☆徳島商(徳島)
36度☆仙台育英(宮城)
34度 帝京(東京)
34度 韮崎(山梨)
34度 四日市中央工(三重)
32度☆丸岡(福井)
32度☆富山第一(富山)
30度☆星稜(石川)
30度 北海道大谷室蘭(北海道)
(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)




