北海道コンサドーレ札幌の正GKク・ソンユン(23)が26日、2年ぶりに招集された韓国A代表での意気込みを口にした。前節新潟戦(札幌ドーム)で左ひざを痛めて負傷交代した影響で、この日は札幌ドーム屋外のホヴァリングステージで別メニュー調整。今日27日に全体練習に復帰見込みで「勝ち点1差の広島戦(30日Eスタ)に勝って、気持ち良く代表へ行きたい」と話した。

 10月に行われる国際親善試合の韓国代表23人に、名を連ねた。昨年、U-23代表としてリオデジャネイロ五輪に出場しているが、A代表は15年7月以来。「監督は五輪代表の時と同じだけど、コーチングスタッフは、ほぼ初対面。自分を覚えさせて、帰ってきたい。監督には成長した姿を見せなくちゃ」。来年に控えるW杯ロシア大会の最終メンバー入りへ、猛アピールする。

 前回東アジアカップでA代表に選出された際には、出場機会に恵まれなかった。四方田監督は「チャンスを、どう生かすか」と期待。韓国代表は7日ロシア、11日モロッコとの親善試合に臨む予定。広島戦の白星を弾みに、A代表デビューを狙う。【中島宙恵】