2位サンフレッチェ広島が残留争いを演じるジュビロ磐田に逆転負けを喫し、優勝戦線から大きく後退した。前半31分にCKからFWティーラシンが頭で押し込み先制。後半14分には左からの折り返しをDF和田が決め、追加点を奪った。しかし同20分、同35分と立て続けに失点。ロスタイムにはCKの混戦からFWベサルト・ベリーシャが相手にPKを献上。2点差を守りきれなかった。城福監督は「残念な結果です」と力なく話した。

痛すぎる敗戦で泥沼の4連敗。6戦勝ちなし(1分け5敗)となり、首位川崎フロンターレとの勝ち点差は7に広がった。残り3試合での逆転は、極めて厳しい状況となった。それでもMF川辺は「(優勝は)厳しくなってしまったけど、やることをやっていくしかない。4連敗を引きずらずに、勝ち点を積み上げることだけを考えてやっていきたい」と気丈に話した。