セレッソ大阪はこどもの日の5日、動画配信サービス、ユーチューブの公式チャンネルでイベント「オンライン セレトーク」を実施した。

昨季限りで引退し、C大阪のアンバサダーに就任した藤本康太氏とスタジアムDJの西川大介氏が司会を務め、次々に選手が登場し知られざる秘話や今何してるの? トークを繰り広げた。

選手はFW豊川雄太(25)からMF西川潤(18)-DF瀬古歩夢(19)-MF坂元達裕(23)-MF奧埜博亮(30)-FW柿谷曜一朗(30)とリレーし、最後に森島寛晃社長(48)が締めくくった。

オンライン会議システムの「Zoom」を使い、統一企画として各自の思い出の写真を背景にした。

西川が披露したのは幼少期、日本代表監督時代(02-06年)の“神様”ジーコ氏に抱かれた貴重な1枚。西川は「3歳ぐらいだったかな。『サッカーをやらないのか? やりなさい』と言われて、サッカーを始めるきっかけになった。その写真です」。海外クラブも獲得に興味を示す将来有望なレフティーは、神のお告げから歩み始めたというエピソードを語った。

柿谷は「大阪ダービー」本番での逆襲を宣言した。2日に行われたeスポーツのイベント、「ウイニングイレブン2020」での大阪ダービーで、柿谷率いるC大阪はガンバ大阪に0-5と惨敗した。敗戦の責任を突っ込まれた柿谷だが「ふりですやん。あえてですやん。ボコられといて油断させて、本番でというやつですやん」ときっぱり。Jリーグが再開してのリアル・ダービーでやり返す。

最後に登場の森島社長はクラブ初の試みを「選手のいろいろが分かっておもしろかった」と絶賛し、サポーターに向けて「早くスタジアムでみなさんの笑顔が見たい。今はJリーグだけでなく日本が、世界中が苦しい状況を乗り越えようとしている時。明るい未来を信じて、みんなで前を向いて歩いていけたら」とメッセージを発信した。