鹿島アントラーズのFWエヴェラウド(28)が6月30日、オンライン取材に応じた。「早く試合をやりたくてうずうずしている。試合ができる喜びを感じている。早くみなさんに披露したい」と、7月4日の川崎フロンターレ戦に向けて、高鳴る胸の内を明かした。

今季ブラジルから妻子とともに来日したエヴェラウドだが、中断前の公式戦3試合では、いずれも先発出場ながら結果を残せていない。

チームへの合流から初戦のACLプレーオフまで、適応時間が3週間足らずだったこともあって「フィットしていなかった」というが、「中断期間は有意義だった。脂肪が筋肉に変わり、フィジカル的な自信はついた。筋力、パワーもついた」と、本来の力を取り戻せた様子。体重にして約2キロ増えたという。

個人のパフォーマンスだけでなく、連係面でも手応えを感じているようで「戦術的にも何をすればいいか理解できている。自分の仕事ができれば」とクールに意気込んだ。【杉山理紗】