京都サンガが2トップの活躍で苦手なアウェーで快勝した。

前半11分、FWピーター・ウタカ(36)からのクロスをFW野田隆之介(31)が素早く振り返って、左足を振り切りネットに突き刺した。さらに、同20分、ゴール中央に位置した野田のバックパスをウタカが冷静に右足で決めた。

1ゴール1アシストの野田は「1点目はウタカとの距離感大事にしていたなかで、いいパスがきた。アシストのところはゴール前でシュートチャンスだったが、ウタカの方が状態が良かったので(パスしました)」と語った。

敵地での勝利は8月8日の山形戦以来。これまで1勝しかしていなかった敵地で得た「勝ち点3」に、実好監督は「チームに苦手意識があったのかはわからないけど、吹っ切れたような気がします」と満足げな表情を見せた。