ガンバ大阪の宮本恒靖監督(43)は22日、大阪・吹田市内での練習後、オンラインで取材に応じた。

前節19日の北海道コンサドーレ札幌戦の後半途中、主将のDF三浦弦太(25)が負傷交代していたが、宮本監督は「弦太に関しては少しかかる。今日、精密検査を受けます」と説明した。

試合では右大腿(だいたい)部を痛めたしぐさを見せており、肉離れの可能性が高い。数試合の欠場は確実視され、精密検査の結果次第では数週間以上の離脱の場合もありそうだ。今季はここまで全16試合に出場し2得点だった。

また、現在4試合連続で欠場中のMF矢島慎也(26)については、練習中に足首を負傷したことは明らかになっていたが「もう少しで帰ってくる」と、宮本監督は近く復帰することを示唆した。

2連勝が懸かる23日の名古屋グランパス戦へは、本拠地パナスタでは入場制限の緩和を受けて最大1万人の来場を想定している。

8月8日の横浜FC戦の白星を最後に、ホームでは現在3連敗中のため、指揮官は「ホームで最近、勝てていないので何とか勝ちたい。ホームで勝ち点3を取ること。(名古屋の強力FWに対し)守備だけではだめで、攻撃でいかに優位に立てるか。相手が前に出てくるのを、ためらうような動きができればいい」と、勝利のカギは持ち前の攻撃力にあると強調した。【横田和幸】