新型コロナの影響で約4カ月の中断を挟んだ今年のJリーグ。日刊スポーツでは2月の開幕前、恒例の記者による順位予想を行っていた。ふたを開けてみれば川崎Fの「1強」に終わったが、果たして予想は的中したのか? 「ニッカン・フットボール・アウォーズ」第3回は、記者の反省(と弁明)をお届けします!

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Jリーグ閉幕後の楽しみであり恐怖でもある「順位予想答え合わせ」の時間が、今年もやって来た。無事リーグ戦が全日程を終了したことに胸をなで下ろしたのもつかの間、ニッカン記者一同衝撃の情けない事実が判明した。

開幕前段階で川崎Fの優勝を予想していた記者は、15人中たったの3人だった(これでも最多優勝予想クラブでした)! 2位G大阪、3位名古屋を当てた記者に至っては、なんとゼロ(去年はG大阪7位、名古屋13位…はい、言い訳です)。そんな中、10月までサッカー班キャップを務めた元川崎F担当の浜本記者は「システム変更により攻撃力増への期待大」と、今季の川崎Fを見事に予想していた。キャンプ明けの練習取材を終えて「フロンターレ強すぎる!」と興奮気味に帰社した姿がなつかしい。「忖度(そんたく)なしで予想した結果。勝ち逃げ上等!」と言い残し、巨人担当キャップとして野球部へと旅立っていった-。

ちなみに、本稿を執筆している私杉山は1つも当たりませんでした。来季はもっと“密”な取材をしなくてはいけませんね。日常生活では3密を避けつつ、クラブにはしっかりと密着して、たくさんの情報をお届けしていきます! 【杉山理紗】