川崎フロンターレはMF三笘の今季初ゴールでC大阪に3-2と逆転勝ちし、9年ぶりの開幕2連勝を飾った。

C大阪FW大久保と川崎F・FWレアンドロ・ダミアンが交互に2点ずつを決めて迎えた後半17分、ペナルティーエリア内をワンツーで崩すと、左サイド深くからGKの逆を突くシュートを決めた。「2失点したら難しいゲームになる。修正すればよくなる」と、喜びは控えめに話した。

昨季最多得票でベストイレブンに輝き注目が高まる中、「プレッシャーより、去年の活躍を受けてどれだけできるか楽しみのほうが強い」と自信をもって臨み、開幕2戦目で結果を出した。緩急自在のドリブルも健在で、オフサイドの判定となったが、後半34分にもドリブル突破からゴールネットを揺らした。東京五輪世代の横内コーチが視察する中、1年ぶりの代表活動に向けて、実力をあらためてアピールした。