青森山田は横浜ユースに4-1で完勝し、チーム新記録の開幕4連勝で首位を守った。主将で背番号「10」を背負うMF松木玖生(くりゅう、3年)が前半6分の先制点を含む2発で、得点ランキングトップタイの4得点目。後半18分のオウンゴールで今大会初失点し、プレミア新の開幕4戦連続完封は逃したが、19得点1失点の安定感を誇り、強豪ひしめくリーグ戦で勝利を積み重ねている。

エース松木にマンチェスター・シティーのイングランド代表MFフィル・フォーデン(20)が乗り移った。前半6分、中央でボールを受けると迷わず左足を振り抜いた。「ターンした後にコースが空いたので、得意の左足でニアを狙いました」。同じレフティーで中学3年ごろから参考にする新鋭のように鮮やかにネットを揺らし、「フォーデン選手のゴールを意識してという感じでした」。同27分には角度のないところから頭で追加点を押し込んだ。

3-1の試合終盤には守備でビッグプレーを見せた。「マークが足りずに戻らないといけない」と自陣ゴール前へ猛ダッシュ。間一髪でシュートブロックし、あわや失点の場面を防ぐと、ガッツポーズしながら雄たけびを上げた。「気合でいくしかなかった。押し込まれていた時間だったし、あのブロックでより一層チームが引き締まった」。先制点以外の3ゴールはロングスロー起点という青森山田らしさ全開の快勝劇。今大会初失点も良薬に無敗を続ける。【山田愛斗】